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无锡へ出張:作業療法開設の手伝い

今、无锡(上海の西側の町)に出張に来ています。唐山から電車で15時間位の南に位置する比較的大きな街です。
目的は理学療法士隊員が働いているリハビリ病院がこれから作業療法を開設するという事で、1週間そのお手伝いに。
病院に所属する理学療法士9人位で1日2回理学療法を行い、作業療法は自主トレをしている状態。一緒に4日間働いて感じた中国治療師の問題点は、機能障害中心に見て生活や動作を視る視点が少ない事。そして理学療法しかやらないので、上肢機能訓練が不十分で認知機能評価がされず、一番の問題点はできるのにやらない患者さんが多い事(麻痺していない手で食事を食べれれるのに、家族・お手伝いさんが食べさせる)。リハビリは自分でするものなのに、患者さんの自動運動が本当に少ない。そんな作業療法のやりがいがある病院です。

30分×5回の講義(OT概論・CVAの上肢機能訓練・日常生活動作評価訓練・高次脳機能障害)と、中国治療師と共に評価・治療の指導。
やりがいがある患者さんが多いので良い反応をたくさん引き出せました^^
理学療法士さんから、この患者さんは作業療法が必要だ!と言って、指導後、作業活動を取り入れている様子を見たり、、
なにより、患者さんに反応を引き出せる関わりを多く出来て、患者さんや家族の笑顔をたくさん引き出せた事が嬉しく思い、
(作業療法が適応になりそうな患者さんを選んでもらったこともあり、多くの患者さんに多くの変化が出せました。まぁ…中国治療師の足らない部分があるので、そのちょっとしたきっかけで大きな変化が出せただけなのですが)
大きな変化があった人は次回に紹介。
そしてこれからOTを始める治療師にもいろいろと話興味をもってもらえたようです。そして病院として作業療法士を増やしていこうという雰囲気になった事も。

ふとこの1年前からの自分の変化を思いだしました。
最初の頃の全く中国語を話せず、また中国での背景を知らずに「こんなOT違う」とイライラしていた自分を思い出しました。
上手く関われるようになったのは、中国語が少し進歩したのもありますが、自分が中国の背景を少しずつ理解する事ができ、患者さんのニーズを理解しやすくなり、今の中国にあった作業療法はなんだろう?という形が明確になってきたからだと思います。
相手の背景を理解する事で、なんでそうするの?というイライラが無くなり、それに対して適切な対応ができるようになる。
最初のころは当たり前だけど自分よがりになっちゃうんだろうなぁ。
講義も今まで自分の任地の勉強会で使ったものをまとめて、また中国で治療してきた症例を紹介しながら行い、比較的興味を持ってもらいながら進める事が出来るようになり。
患者さんとも少し冗談を言いながら良い面を引き出そうとしながら、中国治療師に治療方法の目的を話したり余裕も出てきました。
本当に充実の4日間。残り1日しっかり伝えようと思う。
そしてせっかく南方まで来たので、上海・蘇州の観光して帰ってくる予定~~
# by custom1210 | 2011-09-09 00:29

内モンゴル旅行(满洲里 牙克石 海拉尔)

しばらく前ですが内モンゴルへ5日間旅行へ行ってきました。
目的は同期隊員の病院見学と一緒にモンゴルの草原とロシアの国境の町へ観光に^^

满洲里はロシアと中国の国境の町で、街を歩くと店には中国語・モンゴル語・ロシア語があり、ロシア人の方が中国人よりも多い街。文化が融合されていてとても綺麗でした。

内モンゴル旅行(满洲里 牙克石 海拉尔)_f0233649_22533629.jpg




食事も普段の中国では食べれない、西欧料理・ロシア料理を満喫^^
油を使わないで、野菜を煮込む料理が本当に美味しかった。自分で作る西餐とは違います。
そして草原をドライブして散策。普段いる唐山市は工業都市で空気が悪いので、特に空気が綺麗でそのギャップに癒されました。

内モンゴル旅行(满洲里 牙克石 海拉尔)_f0233649_22561020.jpg



そして目的の病院見学。牙克石で働くPTさんと海拉尔のOTさんを見学。
他の医療隊員が活動をしている姿を見れるのは本当に刺激を置けます。
どういう環境の中で周囲の人達との関係性を築き、一生懸命に働いている様子には凄いなぁと励まされます。普段の生活では見せない仕事姿はとてもかっこよかった。
自分も頑張るぞ!!と大きな刺激を得られました。
海外旅行は後からいくらでも行けるかもしれないけど、隊員の活動する姿を見たりその職場の人との交流する機会はきっと無いから、時間があったら多く見学に行きたいなぁ。
# by custom1210 | 2011-08-30 22:51

リハビリ本の作製:総会での発表を通して


今一番力を入れている活動:リハビリの本作製について総会で発表してきました。
中国で感じるリハビリの問題点。言い出せばきりが無いけど、リハビリを受けないために(経済的理由やリハビリの認知度の低さが原因)廃用症候群となる人が大勢いる事。関節拘縮・筋委縮などで、日本なら歩けるのに…生活自立できるのに…手動きそうなのに…
と思う人を見てきました。そんな人達になんとか介入できないのかと考えていた。
転機が訪れたのは8か月前
「せっかく日本人治療師がいるのだから、彼らの技術を残したい!」
「家族の人でもできるリハビリの本を作りたい!!」
と神経内科医の王先生(今は作業療法をしてくれている)が嬉しい事に声をかけてくれた。
内容を自分達で考え、それを正しい中国語に王先生が直す。週末は多くの時間を費やし、広告の専門家が写真を取ってくれ編集。まだ完成したわけではないが、総会での発表のたたき台として本が完成^^
総会で発表すると、いろいろな方達から意見を頂けたり応援して頂いた。
今後まずは急性期の病院を通して、脳卒中の患者さんに無料配布していきたいと考えている。はじめ3人で動き始めた事が、所属先の病院が一緒に動いていく事がきまり、今いろいろな機関に協力を求めている所。
リハビリして良くなるなら、少しでも多くの人がリハビリを知ってもらって、良くなって欲しい…
中国のリハビリの進む針を進めたいなぁ。

リハビリ本の作製:総会での発表を通して_f0233649_8403997.jpg


リハビリ本の作製:総会での発表を通して_f0233649_8421822.jpg

# by custom1210 | 2011-08-15 08:42

難しいなぁ その2

メール有難うございます。自分の気持ち・患者さんの気持ち・認知機能障害いろんな面が関わって、上手く気持ちの整理がつかなくなっていると再確認です。
追記ですが
1.実用性歩行の獲得が難しい患者さんに対して、家族の方に何度も将来の状況について話したり退院を進めていました。そこでも一モメ。
2.実用歩行が難しい患者さんに対して、中国のPTは歩行訓練をしません。理由を聞くと、変な希望をもたせては行けない・転倒リスクを管理しきれない。最もな意見ですよね。
自分は歩行を諦めるのは、患者さんの気持ち的にもリハビリをやりきってから(駄目なのは予測できるけど訓練をしてみてから)と、訓練歩行で、他の意味があると考えて、家族と本人に目的を伝えてから始めました。otなので歩行訓練という形でなくて、帰る時に介助歩行でゆっくり休みを取りながら。帰る時とか本当に嬉しそうで。周りの人から良くなったね!頑張って!と励まされたり。生き生きするようになり訓練の自主性も上がったし。
でもこちろ側の事情(1.ptで歩行訓練をしないで、otでするのは?。2.転院先の実習生と見ていたのですが、退院後の病院では歩行訓練はできないからやりずらくなる。また自分が今後別の仕事で見れなくなるので、その時に他の治療師ができない。)というのを踏まえて、週に2回歩いて帰ろうと話したんです。

これは自分の事情で、患者さんとは全く関係ない…
患者さんにもその人のプライドがあったんだろうし、患者さんの譲れない所だったろうなぁと改めて思いました。脳障害で性格変化や感情抑制・思考の障害も影響しているのですが、
悪い事に自分も患者さんと同じ土台にたってしまいました・・・
「自分はこの病院の従業員じゃなくてボランティアで来てるし、お金なんて貰いたくもないし…て」

中国の治療師が出来ない事はやるんじゃなかった
中国の人がいうように変な希望を持たせるくらいなら、
最後まで面倒みきれないんなら、初めからやらない方が良かった。
と計画性の無さに反省中。

だらだら長くなってしまいました。スイマセン。
その後患者さんから
「怒ってごめんなさい。中国を楽しんでって帰ってね」
と言ってくれました。本当にありがたいです。
自分も頭を冷やして、少しずつ切り替えていこうと思います。

と言ったとたん昨日、
別の患者さんの家族から、ひと悶着起こしてしまいました…
いけないなぁ…朝の朝礼でまた問題児です。
# by custom1210 | 2011-05-21 09:21

難しいなぁ

最近仕事したくない病・怖い病になってしまいました。
原因は担当患者さんに滅茶苦茶言われてしまった事…
この○○の日本人(意味は良く分からない)、俺は○○会社の○○なんだぞ!、病院に○○を贈ったんだぞ!(病院にお礼に何か送ったのだろうか…。自分は何も知らない)
なんで言うとおりにしないんだ!! のような事を言っているのだと思う。
興奮状態で何を言っているのかが全く分からなかった。分からない言葉で捲し立てられるのは本当にキツイ。
血圧上がるのは絶対良くないのだが、顔を真っ赤にして痙攣を起こして訴えられた。
この患者さんは麻痺が重度で(Pusher)症候群全く座れない状態で、どうしたら良いのかという所から8か月かかって、物を持ったら立つ事ができる状態までなった人。予想外の大進歩!
自分も良い関係性が出来たと思っていたから、そんな人からわーーーーと中国語で捲し立てられたのがショックだった。

それまでにも何度かこれに近いやり取りがあり、病院に自分では見きれない・担当を換えてくれと話していた。でも患者さんと関係性がある病院は
「担当は変えられない。45分作業療法やらなくていいから、30分で良いから理学療法室で歩行訓練をやってくれ。満足させてくれ」
自分の大切にしていた部分を曲げた感じが嫌だった…自分は作業療法の普及活動に来ているのに…。

そして興奮状態で問題が表面化してから、担当を変えるのではなく作業療法を中止。こんななるまで対応してくれなかった病院にストレスを感じ、患者さんに踏み込んだ会話をするのが怖くなってしまった。
ジンジンは踏み込み過ぎる。ここは中国何かあったらすぐに医療訴訟だから。と同僚に良く言われるのだが…
同僚に慰めれて助かると同時に、距離を取る事が必要なんだよ…という感じで終わってしまったのも悔しいし。でもようやく担当から外れてホットしている自分もいるし。
そんなこんなでリハビリを楽しくできなくなっている気持ちの切り替えが下手な自分。
気分転換して、切り替えていかないとなぁ。
# by custom1210 | 2011-05-19 14:54


青年海外協力隊での作業療法士活動内容・中国での生活などのんびり書いていきます


by custom1210

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